社会人になり、関わる人が限られた会社に勤めていることもあって、中々出会いが無かった私。
周りが結婚し始め、ちょっとした焦りを感じていた時、大学の頃からの友人から街コンに一緒に行かないかというお誘いがありました。
街コンは過去にも行ったことがありましたが、そもそも人見知りなので緊張してしまい、短時間に中々話を発展させることができなかった苦い記憶があります。
なので、街コンに対してあまり良い印象がありませんでしたが、話半分に聞いてみた所、今回友人が検討しているのは「アニメコン」とのこと。
実は、わたしもその誘ってくれた友人もアニメやゲームが好きな、所謂オタクなのです。
更に、友人には無い、人にはあまり言えない趣味として、わたしはコスプレイヤーでもあります。
オタクで無い人に対して、アニメ好きは公表できても、コスプレ趣味は中々ハードルが高く、周りも本当に仲の良い人にしか話していません。
過去に、隠しながらお付き合いをしたこともありました。
ただ、趣味がばれて嫌われることへの恐怖や、時には嘘をつかなければならない心苦しさをずっと抱えていました。
もちろん、これからお付き合いできるかもしれない男性に、できることなら趣味を理解して貰いたい・・・そんな気持ちがあったので、友人と参加することに決めました。
当日の服装はと言うと、
特にこの日の為に服を買いに行くことはありませんでしたが、あまり差し障りなく清潔感のあるよう、白のニットと膝丈のレースがついたスカートで行きました。
※イメージ
鞄がいつも大きく不恰好なので、小さめのもので参加しました。
- 28歳
- オタク(コスプレ趣味あり)
- 事務の仕事
- 街コン参加経験は過去に2回
- 非モテ、非リア
参加したアニメコンの流れについて
1、指定の店舗にて受付
入ってみると栄のバルのようなお店を貸切り状態でした。
↓
2、店舗内の4人がけテーブルに2対2で向かい合うようにして着席
着席してからスタートの合図があるまでは配られたプロフィールシートを記入して待ちます。
↓
③スタートの合図があってからプロフィールシートの交換
↓
④会話をして15分程経ったあと、男性2人が席を移動
(プロフィールシートを読む時間が5分、会話が10分程の時間配分でした)
↓
⑤5~6組程と会話をして解散
という流れでした。
会話の流れは基本的にプロフィールシートを見ながら、相手の気になるところを質問したりしながら話を広げる感じで、ラフな企業面接のような印象でした(笑)
ただ、面接と違うなという所は、やはり「アニメコン」だということ。
プロフィールシートから既に、基本事項のすぐ下にはアニメコンならではの質問が盛りだくさんです。
「好きなアニメのジャンルや作品名」、「好きなゲーム・シリーズ」だけでなく、他にもコスプレ経験の有無から、ガールズラブ若しくはボーイズラブの耐性まで、かなり事細かに質問されていたと思います。
先程も書きましたが、このプロフィールシートを元に会話が進むので、自ずと会話はオタク要素満載で進みます。
いくら相手がオタクと分かっていても、どう話を切り出して良いか分からなかったので、このシートにはとても助けられました。
コスプレ趣味について
相手は見ず知らずの人ですし、元々自分の趣味を理解して欲しいという目的で参加したので、わたしは嘘偽りなくさらけ出す勢いで書きました(笑)
結果、コスプレ趣味に関しては、悩んでいたことが馬鹿らしくなるほど受け入れて貰える人ばかりで、安心できました。
男性について
気になる相手の男性の様子ですが、相手も同じように悩み、ここにたどり着いたことを考えると、少々良いと思うことにフィルターがかかってしまっていたかもしれませんが、
向こうから質問してきて下さったり、逆に自分の好きなことを話して下さったり、おすすめのアニメやゲームを紹介して頂けたりと、思っていたよりも最後まで盛り上がることが出来ました。
印象に残った男性
中でも印象に残った男性は、割と顔の整ったかたで、
初めは友達の付き添いとかなのかな?と思いつつ話を進めました。
妙にコスプレ趣味のことで衣装の自作や裁縫のことを聞いてくるなと思っていたら、なんとその男性ドールの服を作ったりしているそうで、かなり驚きました。
その場で写真を見せていただきましたが、こちらが自身を喪失する程のかなりの完成度の高さでした・・・(笑)
自分と違う趣味であってもなにかに対するこだわりですとか、極めているような印象のかたが多く、新鮮な話題でもとても楽しく記憶に残っていますし、友人も楽しんでいた様子でした。
良かった点・悪かった点についてまとめます。
【 良かった点】
- プロフィールシートがオタクに優しい内容だったので、会話の手助けになり、相手の情報を多く掴むことが出来た
- 2対2だったので会話が途切れることがあまり無く、緊張もあまりしなかった
- 半個室だったので周りの目を気にせずに会話出来た
- サバゲーが趣味だったり、自宅でドールを可愛がっていたり、アニメやゲーム以外にもかなりコアな趣味を持った人もいて、幅広かった
- 他の街コンより会話できる時間と内容的に、金額との釣り合いを感じた
【 悪かった点】
- 相手と連絡先を交換するタイミングが決まっていなかったので、交代の知らせがきてばたばたと交換することになった
- 交代のタイミングで、男性との人数が合わず、待ち時間となってしまった15分間があった
- 中には自分の趣味ばかり話すことに熱中してしまい、こちらだけでなく友人のかたと話することすら難しかった人がいた
- 中には清潔感の無い人もいた
- 年齢層が全体的に、女性に対して男性は高めだった
- 少人数ではなかった為、全員と会話することは出来なかった
- 料理が少なかった為、長時間のイベントに対しての物足りなさを感じた
結果はどうだったのか
この時のアニメコンですが、結果として、残念ながら私は特にその日に出会った人と恋人まで発展することはできませんでした。
一方で、某・狩ゲームにて一緒にオンライン狩りができる友達ができました(笑)
そう考えると、ここで出会ったかたと交際に至ったかた達は、付き合いだしてから一緒にアニメを見たり、ゲームをしたりとお互いが好きなことを共有できる関係を築けていることと思います。
また、恋人だけでなく、趣味をきっかけに人の輪が広がる良い機会になると思いました。
中でもアニメコンなどの趣味コンは自分的には楽しく緊張せずに会話ができたので、参加して良かったなと思っていますし、是非お勧めしたい街コンです。
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参加した街コン